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暑い夏とは違う対策を!季節の変わり目のオフィスでの健康維持方法とは?【後編】

今回も、前回に引き続きデスクでできるストレッチや食生活改善の方法など、季節の変わり目のオフィス環境改善法をご紹介!

■この瞬間から始められるデスクでのストレッチとより効果的な休憩方法
 長時間のデスクワークが続くと体に疲労がたまり、肩こりや腰痛、眼精疲労などの不調を引き起こします。こうした症状を防ぐためには、適度な休憩を挟み、簡単なストレッチを取り入れることが効果的です。また、こまめな休憩は集中力を維持するのにも役立ちます。

・オフィスでできる簡単なストレッチ
 椅子に座ったままでもできるストレッチを取り入れれば、作業を中断することなく体をリフレッシュできます。ここでは、特に肩・首・腰をほぐす簡単なストレッチを紹介します。
★おすすめのストレッチ例
①首のストレッチ:背筋を伸ばして座り、頭をゆっくり右側に倒し、左手を腰のあたりに置いて首筋が伸びているのを感じながら10秒キープ。反対側も同様に行う。
②肩回し運動:両肩をゆっくり前から後ろに回す。逆回しも行い、各10回ずつ実施することで血行が促進され肩こりを防止できると言われています。
③腰ひねりストレッチ:椅子に座ったまま、片側に体をひねり背もたれをつかみ背筋を伸ばし、ひねった状態を10秒キープ。反対側も同じように行う。

オフィスで手軽に取り入れられるストレッチをするオフィスワーカー

・マイクロブレイクの効果と取り方
「マイクロブレイク」とは1〜2分ほどの短い休憩を頻繁に取ることで、心身の疲れをリセットする方法です。長時間集中して作業を続けるよりもこまめに休むほうが効率が上がるという研究結果もあります。
★取り入れ方の例
①ポモドーロ・テクニック:25分作業+5分休憩を繰り返す。
②タイマーの活用:時計やスマホにアラームを設定し、定期的に休憩を促す。
③立ち上がるタイミング:電話をかけるときや飲み物を取りに行くときに軽く体を動かす。

■体内環境の健康維持も超重要!オフィスで実践する食生活改善
 免疫力が低下すると風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。季節の変わり目は体のバランスが崩れやすいため、日々の食生活で免疫をサポートすることが大切です。

・オフィスで摂れる栄養補給
 免疫をサポートする栄養素には、ビタミンやミネラル、腸内環境を整える成分が重要です。忙しいオフィスワークの中でも、次の栄養を意識して摂取しましょう。
★おすすめの栄養素と効果
①ビタミンC:免疫細胞の活性化を促進。風邪予防に効果的。具体的な食材例→みかん、キウイ、ピーマンなど
②ビタミンD:免疫調節作用があり、感染症リスクを低下。具体的な食材例→きのこ、魚(サバ、鮭)
③プロバイオティクス:腸内環境を整え、免疫力を向上。具体的な食材例→ヨーグルト、納豆、キムチ

・ヘルシーなおやつの選び方
 オフィスでは、つい甘いものやスナックに手が伸びがちです。しかし、糖分の摂りすぎは免疫力を低下させる可能性があります。次のようなヘルシーなおやつを選ぶことで、栄養補給をしながらエネルギーを維持しやすくなります。
★おすすめのおやつ
①ナッツ類:ビタミンEが豊富で抗酸化作用があります。アーモンド、くるみ、カシューナッツなど
②フルーツバー:ビタミンや食物繊維が手軽に摂れるので効果的!
③ダークチョコレート:ポリフェノールが多く、ストレス軽減効果も期待できると言われています。

デスクで手軽に取り入れられる栄養補給

・水分補給とハーブティーの活用
 仕事に集中しているとつい水分補給を忘れてしまいがちですが、1日1.5〜2リットルを目安に、常に飲み物を手元に置いておくことをおすすめします。
★おすすめの飲み物
①白湯:体を温め、消化を助けます。
②ハーブティー:リラックス効果のあるカモミールティーや、免疫力を高めるエルダーフラワーティーなどがおすすめ。
③炭酸水:無糖タイプならリフレッシュ効果があり、食欲を抑える効果も◎

■まとめ
 季節の変わり目に体調を崩さないためには無理なく続けられる健康対策を日常に取り入れることが大切です。今回ご紹介した対策はどれも手軽に始められるものばかりで、少しの心がけが大きな効果をもたらし、心身のバランスを保ちながら充実したオフィスライフを送る助けになります。
 忙しい日々の中でも、自分の体と心をいたわる時間を大切に。健康を意識した日々の積み重ねが、仕事の効率化やモチベーションアップにもつながります。ぜひ今日から健康習慣を身につけ、季節の変わり目でも快適なオフィスライフをお過ごしください。

オフィスで換気をするオフィスワーカー