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オフィスでも注意が必要!会社の中でやるべき夏バテ対策

女性が小型扇風機を使用している

近年、これまでとは比べ物にならないほど夏の猛暑日が多くなっています。
そのことによって心配されているのが「夏バテ」です。
外にいる時しか熱中症にはならないと感じている人もいると思いますが、実は夏バテは室内でもよく起こるんです。
そのため、室内で働く時間の長い事務職の方でも注意が必要です。
そこで今回は、オフィスでもやるべき夏バテ対策についてご紹介していきます。

夏バテになると起こる症状

夏バテになると、どのような症状が出るのでしょうか?
毎年このような症状が起こる方は特に注意しておきましょう。

◎疲れやすい
夏バテになると、疲労感を普段以上に感じるようになります。
体が重いと感じたり、だるさを感じるということも多くあるようです。

◎食欲がなくなる
夏バテの症状としてよく挙げられるのが、食欲の低下です。
普段よりも食欲がなくなり、あまり食べ物が食べられないと感じることがあれば、夏バテを疑った方がよいでしょう。

◎気力がなくなる
夏バテになると、何に対しても無気力に感じることが多くなります。
そのため、普段よりもやる気が出なかったり、集中力が低下してしまうこともあるようです。
仕事で単純なミスが継続する場合には、夏バテの可能性もあります。

オフィスでできる夏バテ対策

ではここからは、オフィスでもできる夏バテ対策についてご紹介していきます。
仕事中に夏バテになってしまうこともありますので、充分に注意しておきましょう。

◎体をこまめにクールダウンさせる
休憩時間に洗顔をするとさっぱりしいい気分転換になります。
また小型扇風機をデスクに取り付けたり、冷感グッズを活用されてもいいですね。
例えば、ひんやりした座面シートは、熱を持ちやすい大きな筋肉である大腿部を冷やすのでとても効果的です。
ただ、あまり体を冷やしすぎると逆に体調を崩してしまいますので気をつけてください。

◎冷房で部屋を冷やしすぎない
猛暑の日に出勤してきた場合、かなり暑さを感じているので涼しい部屋の方がよいと感じる人が多いのでしょう。
そうなると部屋の温度を大幅に下げるてしまいがちです。
しかし、あまりにも部屋を冷やしすぎてしまうと、室内と室外の温度差がかなり大きくなってしまうので、体が体温をうまく調整できなくなってしまいます。
体への負荷を減らすためには冷房の温度は28度前後に設定しておくことをおすすめします。
もし、暑く感じて集中力がかけてしまうようなら扇風機をうまく利用するといいでしょう。
その場合は直接風が体に当たらないようにすることがポイントです。

◎水分や塩分を補給するようにする
オフィスにいて仕事をしていると、水分を補給することを忘れているという方も多くいます。
しかし、涼しいオフィスにいて汗をかいていなくても、脱水症状になってしまうこともあります。
そのため、オフィスにいる時でも水分や塩分をこまめに補給して脱水症状にならないように注意しておきましょう。
一般的には1日1.5~2リットルの水分摂取が必要ですので、こまめな水分補給を心掛けましょう。

◎冷たい飲み物は飲みすぎない
暑い時に冷たい飲み物を欲する方は多いでしょう。
しかし、あまり冷たい飲み物をがぶ飲みしてしまうと、胃腸に負担をかけてしまい消化が遅くなってしまいます。
そのため、夏でも飲み物は常温のものを選ぶようにしましょう。

◎寒すぎる場合の冷え対策
外回りの営業にあわせてエアコンの温度設定がされていると事務員にとっては寒すぎるケースがあります。
そういった場合は冷え対策が必要です。
例えば、カーディガンやストール、ひざ掛け、ネックウォーマーは簡単に使えるのでオススメです。
これらはすぐに取り出せるようにカバンなどに入れていつも持ち歩くと良いでしょう。
腹巻きや貼るタイプのカイロなどもおすすめです。
また、できるだけ温かい飲み物を用意しましょう。
自宅で用意して保温性のあるマグなどに入れておけば、オフィスでも温かいまま飲むことができます。

夏バテを防ぐ時に普段からできること

夏バテは普段から気を付けておくことが必要となります。
そのため、オフィス以外のところでも夏バテ対策を行うようにしておきましょう。

◎自宅での冷房の温度に気を付ける
室温を気にしなければいけないのは、オフィスだけではありません。
自宅で過ごす時間が長いという方も多いと思いますので、帰宅した後も冷房で冷やしすぎないように注意する必要があります。
あまりにも室内と室外の温度差が広がってしまうと、体調を崩しやすくなってしまう可能性がありますので注意しておきましょう。

◎睡眠時間を確保する
睡眠時間を削ってしまうと、日中の活動の中で疲れやすくなってしまいます。
そのため、その日の疲れはその日にとっておくことを意識し、普段よりもしっかりと睡眠時間を確保しておくことをおすすめします。
普段から健康管理を行っておくことによって、夏バテ対策になります。

◎3食しっかりと食事をとる
夏になると、夏バテになっていなくても食欲がなくなってしまうという人もいるでしょう。
しかし、食事をしっかりと取らなければどんどん体力が衰えてしまいます。
そのため、しっかりと食事をとることを意識して生活することも大切です。
あまり食欲がない時にも、食べないという選択をとるのではなく、少しでも食べれるものを口にしておくといいでしょう。

◎飲酒量は控える
夏はたくさん楽しいイベントが開催されます。
そのため開放的な気分になる人も多いので、自然と飲酒量が増えてしまうでしょう。
しかし、飲酒量が多くなってしまうと、体に大きな負担がかかってしまい、体調を崩しやすい状態となってしまいます。
週に1、2日は飲酒しない“休肝日”を設ける、そして飲酒するときは「大豆」「緑黄色野菜」「ナッツ類」などアルコール分解に良いとされる食材を同時に食べて体力の低下を食い止めましょう。

◎適度に運動して汗をかく
汗をかくという行為は、体温調節するために重要な行為です。
その上、運動をすることによって血流もよくなりますし、体にとっていいことは多くあります。
しかし、普段オフィスで仕事をしていると、なかなか運動をする機会も減ってしまっている方も多いでしょう。
運動をしようとすると、億劫に感じてなかなか継続できない可能性もありますので、日常の中でエレベーターではなく階段を使ったり、出勤や退勤の際に歩く距離を伸ばしてみるなど、少し工夫をして運動する機会を増やしておくことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
近年の夏は猛暑日が続くことも多いですし、気温も年々上昇しています。
そのため、室内外の温度差が大きくなり体に大きな負担がかかります。
夏バテしてしまうと、いつもと同じように仕事を進めることができなくなります。
今回紹介した対策だけでも十分に効果があるはずです。
しっかり対策をして暑い夏を乗り切りましょう。